説明

南イタリア、サルディーニャ州のワイナリー

イタリア通の方はご存知かと思いますが

サルディーニャはシチリアに次ぐ２番目に大きい島で

面積もシチリア、ピエモンテに次いで３番目の大きさです。

地中海の真ん中に位置し、

古代から多くの民族が

この島を訪れたと言われています。

様々な文明の影響を受けたシチリアとは対照的と言われ、

サルディーニャ人は全員ではないと思いますが、

どちらかというと閉鎖的で「誇り高き孤立」と言われています。

その姿勢はワイン造りに対しても同じで

1970年代末から始まった「イタリアワイン・ルネッサンス」と

呼ばれる近代化運動に対しても比較的無関心だったようです。

そのため行きすぎた近代化と国際品種に害されることなく

今でも興味深い土着品種と個性を持った独自のワインがあります。

そしてメイガンマが造るカンノナウもそんな個性を存分に発揮したワインです。

しっかりと成熟したカンノナウを優しくプレス。

古い木樽にて発酵し春まで熟成。

香りはカンノナウそのものの芳醇で魅惑な印象を感じさせます。

飲むほどに味わい深く余韻の深く非常に強く伸びやかです。