説明

北イタリア、ヴェネト州のワイナリー

テッレ・ディ・ピエトラの当主であるクリスティアーノは

ヴェネト州のヴァルポリチェッラというワインのビジネスのあり方に疑問を持ち

本来この土地に根付く葡萄の素晴らしさや土地が生み出す葡萄の親しみやすさを

表現したワイン造りを志しています。

2004年から本格的に葡萄栽培を開始した当初から農薬や化学肥料は一切使用せず

醸造でも自然酵母のみで発酵を行なっています。

2015年からはSO2no添加を極力抑え、自分達の土地の素晴らしい葡萄を100％感じてもらえる

味わいを求めて試行錯誤し土着品種への着目と原点回帰を行なってきました。

この土地でしか生まれない個性があり、この土地で長い年月をかけて育てられてきた歴史ある品種

モリナーラ、コルヴィーナ、ロンディネッラといった黒葡萄の土着品種に対する評価と関心が薄れ

DOCヴァルポリチェッラに入れなくても良いという規定ができてしまうほどでした。

当主であるクリスティアーノは自分達が育ててきたモリナーラ、コルヴィーナをそれぞれ単一で

醸造することで葡萄への理解と素晴らしい可能性が秘めていることを伝えていきます。